「京都の和菓子☆ドットコム」に お越しいただきありがとうございます。 こちらは乙女ゴコロにキュンとくる京菓子案内のサイトです。京都の和菓子の歴史と魅力の記事が満載。和菓子用語集もあります。有名店のお菓子を30代女性管理人が試食し、リアル&シビアにレビューレポート。ネットショップの和菓子・スイーツのお取り寄せ情報も御紹介しています。
漢字では砧(きぬた)と書きます。
きぬたとは、布を打つ道具のこと。麻などの布は、元々、硬い。それを砧という道具で、打って、柔らかくするのです。
この長久堂の「きぬた」は、棹菓子です。が、ご覧のように細くて、小さい繊細なお菓子です。
和三盆の粉がまぶされています。
しかし、包丁を入れると、
鮮やかな緋色が目に飛び込みます。
明治のはじめに、パリ万博に出品されました。そこで、大絶賛をうけ、見事に受賞を果たしました。
その後、皇室のお買い上げにもなりました。
シンプルなのに、美しい、風情。
華やかなのに、奥ゆかしい。
日本の和菓子、京都の技術と美意識に、世界中の人々が驚嘆したのも頷けます。
黒文字を入れると、むにゅう、とした、求肥(ぎゅうひ)の皮。
そして、芯の羊羹のムチ!とした手ごたえ。
まわりのバームクーヘンのように巻かれた求肥(ぎゅうひ)。
これは、きっと、砧(きぬた)で打つ、絹の反物を表現しているんでしょうね。
まわりの粉は、和三盆糖です。
羊羹のコッチリ、シットリとした、食感
この二つの違いが噛むときに、快楽です。
この赤い羊羹は、備中白小豆と五温糖の練羊羹だということ。
京都の粋をきわめた、材料と味覚。
甘さは、華やか。しかし、くどくならない程度にギリギリ抑えられています。
ああ、なんて、至福、口福の棹菓子なんでしょう。
端っこ好きの私。端っこもすばらしい。やはり、砂糖の塊がちょっぴり寄っているのです。なんとも、お得な気分なので、棹菓子の端はおすすめですよ。
※連れ合い(40代男性/関東出身)の感想…「ああ、ムチムチだね」との事です。
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