「京都の和菓子☆ドットコム」に お越しいただきありがとうございます。 こちらは乙女ゴコロにキュンとくる京菓子案内のサイトです。京都の和菓子の歴史と魅力の記事が満載。和菓子用語集もあります。有名店のお菓子を40代女性管理人が試食し、リアル&シビアにレビューレポート。ネットショップの和菓子・スイーツのお取り寄せ情報も御紹介しています。
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◆阿闍梨餅(あじゃりもち)・末富(すえとみ) |
井筒の角切りタイプの八ツ橋を食べてみました。八ツ橋といえば、生タイプのものがもっぱらです。が、この焼いた八ツ橋。これこそが元祖、八ツ橋なんです。
よく見ると、なかなかオシャレな袋。レトロなデザインがステキです。
裏には逸話が載ってます。八ツ橋の由来はいくつかあるんです。
この井筒は、八橋倹校(やつはしけんぎょう)の説をとっています。琴の名手の人なんです。八橋倹校(やつはしけんぎょう)さんという人は。袋にも琴のイラストがのっています。
一見クッキーのような、八ツ橋。でも、クッキーよりはるかに堅い。バリリ〜ンという食感。口の中で、強烈に割れる。ふわりとくるニッキの風味。この堅さが、生タイプに比べて、人気がない理由かもしれません。柔らかいオヤツが人気な現代日本。ポテチやクッキーみたいに、量を食べたくなるものではないのです。
しかし、これこそが、日本人の原点。お茶菓子としての王道の味。しみじみとした喜びがあるのです。
この形も、独特。琴をイメージしているということですが…。今は、テレビで見るとか、よほどの旧家とかじゃないかぎり、琴を目にする機会はないでしょう。
琴というより、むしろこれ…ウィンドウズの…。
時々、京都の茶店やショップで、八ツ橋&プリンとか八ツ橋&アイスの組み合わせを見るので。
しかし、これは、イケてなかった…。
ヨーグルトの酸味と八ツ橋のニッキが大激突。訳がわからない風味になってしまいました。
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