「京都の和菓子☆ドットコム」に お越しいただきありがとうございます。 こちらは乙女ゴコロにキュンとくる京菓子案内のサイトです。京都の和菓子の歴史と魅力の記事が満載。和菓子用語集もあります。有名店のお菓子を30代女性管理人が試食し、リアル&シビアにレビューレポート。ネットショップの和菓子・スイーツのお取り寄せ情報も御紹介しています。
アンコを挟んだ生八ツ橋。京都の代表的な土産菓子ですよね。この生八ツ橋の皮のみが売っている商品があります。
短冊状の生の八ツ橋が、重ねた状態で売られています。これは、元々の乾いた板状の焼き菓子の八ツ橋とは違い、米の粉に肉桂と砂糖を入れて蒸した、生菓子で、日持ちのしない高級感のあるもの。一般的にこの生地に餡などを挟んだ三角の商品が、生八ツ橋として、京都の土産コーナーに並んでいます。
たいていの八ツ橋専門店には、
1. 板状の本来の八ツ橋
2. この短冊状の皮のみ生八ツ橋
3. 生八ツ橋で餡を包んだもの
が売ってあります。が、店によって、2の八ツ橋を生八ツ橋と呼んでいたり、3の三角のものを生八ツ橋と呼んでいる店があります。このサイトではこの皮のみの八ツ橋を「ナマ八ツ橋」と便宜上呼ぶことにします。
実は、私、この「ナマ八ツ橋」が大好きなんですね。昔、京都土産で、餡を挟んだ三角の八ツ橋を貰うと、アンコを取り除いて皮のみを食べるという、偏食をしていました。
なんで、あんなに美味しい皮なのに、中にアンコとか余計なものをいれて、美味しさを損なうような真似をするんだ〜、なんて思っていました。だって、あの柔らかさ、ナマ感覚。ムチムチとした食感。ニッキの香りと口にまとわりつく、爽やかな粉。これこそが、ナマ八ツ橋の主役、真骨頂!ああ、京都のエロスそのもの…。
それを知った知人が、皮のみの商品があるのを見つけ、買ってきてくれました。もう、それからしばらくは、はまりましたね。なくなったら、自分でこの皮のみナマ八ツ橋を買いにいくほど、マイブームだった時もあります。
ただただ、皮のみで何が面白いんだ、と思う方もおありでしょうが、このナマ八ツ橋、小学校の給食のパン以上にバラエティに富んだ食べ方ができます。
←一枚ずつ、ベローンと食べる方法。
手で直接食べたり、箸や黒文字で食べたり、こんな風に上からペロ〜ンと食べると、ナマ八ツ橋が空中でペラペラ泳いで楽しさ倍増です。
←裂いたり、好きな大きさに手で切ったりする食べ方
元々、食べやすい大きさなのに、更に手で切ったりするのは、意味がないようですが、大きさや形が違うことで、新鮮な味わいが得られます。
←数枚重ねて食べる方法
ふぐ刺しなんか、最初は、おそるおそる一枚ずつ食べていたのが、そのうち、数枚重ねるのが通らしく、豪勢な気分になるように、ナマ八ツ橋も数枚まとめて口に入れるとゴージャスです。バームクーヘンのようなモチモチ感も味わえます。
←たたんだり、他の一枚と組みあわせて、造形美を作って食べる方法
食べ物で遊んでいるようですが、決してそうではありません。丸めたり、不思議な意匠を作ることで、重なりの味わいや、自己満足の京都らしさを一層味わうことができます。
みなさんも、八ツ橋のエピソードがあれば、ぜひ、教えてくださいね。
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