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唐菓子は「からくだもの」または、「とうがし」とも読みます。唐菓子とは、奈良時代くらいに中国から伝わった菓子のことです。
日本の菓子の歴史は、ここから動きはじめました。焼いたり揚げたり形に工夫をこらしたり…。日本では、そんなお菓子は、なかった。それまでは、せいぜい、果物や木の実くらいだったんです。
中国菓子って、油を使うものが、多いですよね。形も面白い。だから、当時のご先祖さまたちは、もう、びっくり仰天したんだと思います。
←難破する鑑真 遣唐使は、殆どが難破などにより、まともに着かなかった。大陸文化の伝来の影に祖先の多大な犠牲があった。
7世紀、平城京の時代から、日本は、遣隋使、遣唐使などを派遣して、大陸文化を持ち帰ります。その中で、やってきた菓子が唐菓子と名づけられたのです。
仏教伝来と大きく関わっている、遣唐使。唐菓子は、その過程もあり、神様や仏様にささげられました。
現在も、供饌菓子(ぐせんがし)・神饌菓子(しんせんがし)=(神社や寺にお供えするお菓子)として、その姿と味をとどめています。
日本で、一番古い餅菓子とされる椿餅(つばきもち)。この名前も、唐菓子として、記録にあります。(もっとも、名前だけで、姿や味などは、どのようなものかは分かっていません)
団子(だんご)のルーツは、この唐菓子にあるといわれています。また、煎餅(せんべい)も唐菓子に由来するとも。最初の団子や、せんべいってどんなものだったのでしょうか?写真や絵など残されていない古代。だから想像するしかありません。
しかし、中には、今でも食べれるものもあるんですって!
清浄歓喜団(せいじょうかんきだん)や、唐板(からいた)など。京都の老舗で買って食べれるんです。復刻なんぞではなく、現役の人気もの。
京都で、古代の味を感じてみませんか?
他、ぶと饅頭なども、唐菓子といわれています。奈良の春日大社に伝わるもの。これも油で揚げてあり、大陸の風味がしそうです。
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