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◆阿闍梨餅(あじゃりもち)・末富(すえとみ) |
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京菓子、というと、歴史があり堅苦しいものだと思われがちですが、いただいてみると、まったくそうではない。
老舗や名店と言われる菓子ほど、隅々まで行き渡った心くばりで、ほっとする。堅苦しいどころか癒されるものです。
茶道の「見立て」という美学があるせいでしょうか?
思わず、笑顔になっる優しい、京都の遊びココロ。
龜末廣(かめすえひろ)(亀末広) 「京の土」
手の平二枚分にもなる大きな煎餅。
達筆な文字で描かれた包装。

「いったいこれはなに!?」と叫んでしまいました。これは御菓子なの?と。
ほんのり、茶色かかった砂糖蜜で包まれている。
四角いタイルのような形状。まるで、山水画のように、葉がアクセントに乗せられている。(葉は食べれないそうです。これが時期により、松葉になるとか)

当然、これをそのまま、口にはできないでしょう。割って食べてください、と書いてある。
麩焼き煎餅。店の方がおっしゃるに、少し堅めに焼き上げたとか。
バラバラにちらばったらどうしよう~とか思いましたが、うまく割れました。
かなり分厚いです。

ウエハースに一見似てますが、全然食べると違います。
ザク、とした歯ざわりの中になんともいえない、上等な風味があふれます。煎餅というと、辛いものが多いですが、京都では、こういった甘い味の麩焼き煎餅も人気があります。
口に入れると、きゅんっと溶ける。京都の甘い煎餅の風情と味は一度はまるとやめられません。
砂糖蜜は、カラメル風味のようです。それとも和三盆かな...
せんべいは、軽い口当たり。濃くて、甘やかな蜜とのバランスが良くていいです。
蜜の厚いところと薄いところがある。それによって、味わいが違う。手作業で作った良さが出ていますよね。
ムラやヒビをわざと作っているんですね。「京の土」という菓子の名前。土の印象にするために。最初は「え~土を食べるの?」なんて思いましたが(スイマセン)...食べるうちに楽しくなってきました。

京都の街を散歩している気分だわ...
祇園祭や、路地の風情、大好きな京都の土の上を何度歩いたことでしょうか。次から次へと京都の楽しい思い出が食べているうちに蘇ります。
分厚いし、このサイズなので、一人では食べきれないだろう、友達や家族と食べるものなのよね、と思ってましたが...

かなり、相当、美味しいです。おいしいよ~!!次から次へと口にしてしまうので、甘いもの好きな方は気をつけてね!
渋い形状と上品な味は、オトナの趣味人に差し上げたい^^
連れ合い(40代・関東出身)「浅草の辛くて固い煎餅じゃないと俺はくわん」
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