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◆阿闍梨餅(あじゃりもち)・末富(すえとみ) |
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先月電子書籍にした、「古都古都スイーツ」にたくさん反響をいただき、感謝申し上げます。
中でも松風というお菓子を載せたことを受けて、亀屋陸奥(かめやむつ)の「西六條寺内松風(にしろくじょうじないまつかぜ)」をプレゼントしてくださる方がおられました。ありがとうございます。
これは、通常売られている松風とは違い、白味噌の入っていないもの。
松風という菓子は、石山本願寺の戦いで、兵糧として、発明されたものです。
この「西六條寺内松風(にしろくじょうじないまつかぜ)」は、当時の姿と味を偲んで作られたもの。つまり、より昔のものに近い形と味で作られた松風。
一般的に売られている松風は、四角く切られています。(※実際は、大きな丸い形で焼き上げ、それを切ったものが売られているので、四角いのです。)
これは、わざと丸く一つづつ焼いてあるもの。たっぷりのった芥子の実が美味しそう!
テトロン紙をはずすとき、じっとりとした感じがする。しっかり発酵した印象です。

この松風には白味噌が入っていない。と、いうことは、開発された戦国時代にも白味噌は入ってなかった?
兵糧なので、入っていなかったでしょう。もっと簡素だったでしょうね。
白味噌がない松風もオツなもの。表面に砂糖がぬってあるのか、ふんわりと甘い。
この菓子が産み出された時代背景、工夫。どんな豊かなドラマが隠されているのでしょうか。
一度、お店の方にお話を直接お聞きしたい、と思います。

浜納豆の塩気が効いて、いいアクセント。
まるで星ぶどうのような...。
この大徳寺納豆とも言われる、浜納豆は、京都では菓子によく使われています。
昔は、おかずのように思え、抵抗感があったのですが、今は、その濃い滋養のある味が菓子の甘さとあっていて、いい、と思うようになりました。落雁に入っていることもあります。

非常に歯ごたえがあります。でも生地は細やか。堅いのに、しっとりしている??不思議な食感です。どう発酵したらこんな風になるんでしょうか?
酵母パンが好きな方はハマると思いますよ。けっこうやみつきになりそうな美味しさでした。
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