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◆阿闍梨餅(あじゃりもち)・末富(すえとみ) |
みたらし団子が京都発祥であることは、知られています。が、京都には、すごい団子があるのです。

下賀茂 美玉屋の「黒みつだんご」
京都で一番人気の団子といってもいいでしょう。
京都高島屋に入荷しているのをゲットいたしました。

包装には、京都の名所が書かれています。
あけてみたら、黄な粉がたっぷり。
ちょっと、黄な粉がしみている感じかな。
午前中に購入したのですが、3時になるとこの状態。
本店で、買えば、もっとふんわり黄な粉になるのでしょうね。
でも、たっぷり黄な粉が入っている。
まぶし直したら、出来立てみたいになりました♪
5本入っています。
結構ボリュームが。500円程度。2~3人で楽しめるかしら。
黄な粉のいい香り!

とろっとしている!
意外な食感です。団子って普通、ムチ、という食感でしょ?これは、とろん!。でも弾力も十分あるの。とろける、という印象。柔肌のようなエロチックなとろけ方。
黄な粉の香ばしさ。その奥には、コクのある味。
「黒蜜」です。
団子に黒蜜をまぶして、黄な粉をつけてるんですね。黒蜜がたっぷり。蜜がゼリー状になって黄な粉と一体化してます。なんとも優しく、奥深い味わい。材料がすごくいいんでしょうね。ひとつひとつの素材がきらめくように、染み入ります。繊細。
以前、東京の団子をいただいたとき、キレのいい、武家社会の団子と思いました。京都の味は、公家社会。「はんなり」した女性的な文化で育まれたもの。
この「黒みつだんご」は、まさに京都そのものの具現です。優しくて、心配りがあって女性的。派手で着飾った女性、という意味ではないです。外見はいたって地味。黄な粉をまぶしただけの団子。でもその味は、深い蜜に包まれている。人の心に寄り添うような優しい心の持ち主。そういう真に美しい女性。そういうすごい味なんです。
大河の「篤姫」。ドラマと実際は違う。史実では、和宮様は、将軍が亡くなったあと、とっくに京都に帰ってるんです。これを薄情だとするむきもあるようです。
実際は、やむなく政治的な理由で、お帰りになられたんでしょう。でも、味覚もホームシックの大きな一因。京都のスイーツが食べたくて、帰ったのかもよ?
くっきりした江戸の味にも未練がある。
でも帰りたい。こんなにも優しい京都の愛が恋しい姫の心。誰が責められましょうか。ねえ。
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