「京都の和菓子☆ドットコム」に お越しいただきありがとうございます。 こちらは乙女ゴコロにキュンとくる京菓子案内のサイトです。京都の和菓子の歴史と魅力の記事が満載。和菓子用語集もあります。有名店のお菓子を40代女性管理人が試食し、リアル&シビアにレビューレポート。ネットショップの和菓子・スイーツのお取り寄せ情報も御紹介しています。
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◆阿闍梨餅(あじゃりもち)・末富(すえとみ) |
餡の専門店「都松庵(としょうあん)」。
そこのオリジナルスイーツショップでは、餡を使ったさまざまなNEW和菓子をいただくことができました。
びっくりしたのは、「あんクッキー」!
バレンタインやホワイトデー。和菓子にも色々なラインナップが増えてきましたね。でも、洋菓子に比べ、いささか、そのシーズンだけの風変わりなものが多いのでは?という感がいなめない。でも、この都松庵(としょうあん)さんのクッキーは、かなり練られていて、完成度が高いと感じました。
「あんクッキー」名前を聞いても姿を見ても想像つかない、その味。
お店の責任者、山梨さんいわく
「普通、餡を使った新しいスイーツといえば、ケーキやクッキーに餡がはさんであったりとか。そういうのが多いでしょう?でもうちは、そういう形にはしないんです」
山梨さん「この店内には小麦粉を使ったものはひとつもありません」と。
最近、ニーズのあるアレルギーの方にも楽しめるスイーツ。
山梨さん「小麦粉のかわりにアンコを使っています」
「......」それって美味しいの!?なんだか不安。おそる、おそる、いただいてみました。まずは「プレーン」。スノーボールのかわいい形。どうみてもクッキーに見えますが...。
おおおお!?なにこれ?美味しい!
さっくりアンドしっとり!優しい風味!食感はクッキーそっくり。でもそのお味がなんとも優しい風味で...。きわものなんかじゃないですよ!これは大人も子供も好きですよ。
バターと砂糖。生地は白あんを使っている。まわりにはふうわりとした粉。ひとくちひとくちがシミジミとした味です。
山梨さん「うちの女将が試行錯誤して考案したものなんです。餡なので、丸くまとめるのにすごく苦労しました」
ちょっと、この完成度は天才的かも...。ホワイトデーにこれ、いいですよ~。
バレンタインシーズンのみの限定販売は、ココア味。
まわりのココアがほろ苦く、甘く。中のクッキーは、上記のプレーン。バランスを考えて、あえて、クッキーにはココアを入れなかったとか。
プレーンより、和風のような気がします。どうしてでしょう?ちょっと懐かしいレトロな印象を受ける優しい味。
惜しむべくは、サイトの材料表記が分かり難いことかしら?アレルギーの友人にホワイトデーに贈りたくなったんですが...。
こちらは抹茶。かなり人気の商品だとか。
印象は、かなり抹茶が濃い!後口にふわ~と良い苦味と独特の風味がします。突っ込んで聞いてみたら、やはり、宇治抹茶。
女性に特に人気なのが、この「きなこ」なんですって。
京きなこがプ~ンと香ばしく、はんなりとしたお味。
サクサクとした食感ととても合います。
メレンゲ風のお菓子。ココナッツ入り。
生あんを乾燥させた「さらしアン」を使用しているんですって。
サクサクしていて、軽い!
いくつでも食べれそう!
最後は「あずきクッキー」他のクッキーは卵が入っていないけど、これは入っています。(でもバターは入っていない)
ザクザクザクザク。サブレって感じ。ショートブレットが好きな人はたまらない味だと思います。
小豆の風味がしっかりして、それが、少しも違和感なくて、美味しい!
さすが、アンコの専門店だけあると思います。アンを使って洋風のものを作っても、キワものになるどころか、洗練された完成度。すばらしい個性になっていると思います。
小麦粉を使わず、アンコを使っているんだから、和菓子と呼びたいんですが。和洋の境界線が考えられないクッキーだと思います。
それは、この会社が、もともとは和菓子屋ではなく、餡メーカーだからではないでしょうか。
製法ベースというよりは、材料ベース。だからこその味なのでは。たとえば、新しいものを作ろうとする。菓子屋だと、新しい「羊羹」とか新しい「最中」を作ろうと考える。でも、こういう企業は、餡という材料ベース。だから、餡を使って新しい何を作ろうか、と。そういう柔軟な発想になるんだと思います。
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