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御所の東の吉田神社に菓祖神社というものがあり、お菓子の神様がいます。 その神様の一人が田道間守(たじまのもり)の尊(みこと)といい、 橘(たちばな)の枝を持っています。 そう、菓子の菓は、くだもの、木の実に由来するのです。
漫画の「美味しんぼ」にも述べられていましたが、 菓子の本来の姿は果物、柿の優しい甘さにあるといいます。 柿の甘さは、和菓子の上質な甘さの原点があるのではないかということが述べられていました。 あの、どぎつくないが、心にキュッとくる懐かしい、奥深い甘さ。
京都の田辺の禅定寺には こんな言い伝えがあります。
ある飢饉の年、観音様が少女の姿になり、渋柿を美味しくする方法を 教えてくれたというのです。 だから、この里では、今日も昔ながらの方法で干し柿を作成しています。 干し柿は仏様から授かったものだと、とても大切にしているのです。
これは、古老柿伝説といわれ、宇治田原の古老柿の起源といわれています。
また、京都洛西、西山は、昔から知る人ぞ知る柿の名産地です。
富有柿という品種は、岐阜が発祥地で、甘く、人気があり、全国で作られています。 京都における、富有柿(大枝柿)の生産は、「愛宕おろし」と呼ばれる寒暖の差が甘さを非常に強めて、色つやのいい柿として愛されています。
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