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◆阿闍梨餅(あじゃりもち)・末富(すえとみ) |

実は、これ、洋菓子や紅茶でもお馴染み、シナモンの仲間なんです。正体は、なんと樹の皮。ニッキとは、クスノキなどの樹の皮を乾燥させたものです。
肉桂は、紀元前には、人類の歴史に登場しています。防腐剤などにも使われていました。今日も、お菓子だけでなく、カレーなど、幅広く使われていますよね。
日本には、8世紀に伝わりました。唐菓子(とうがし)には、肉桂が使われているものも。肉桂は、唐菓子と一緒に、大陸から伝わったものだと考えていいでしょう。
とても歴史の古いスパイスなんです。
京飴(きょうあめ)、八ツ橋にも、ニッキは、なくてはならないもの。祇園饅頭のしんこ、また、外郎(ういろう)などにも使われています。
京菓子には、ニッキ味のものが沢山あります。
ツンとした香りが苦手な人もいます。ですが、意外に癖のない素朴な味も多いのですよ。食べてみて、あの、茶色のは、美味しかったなあ、なんだろう?と材料を見たらニッキ味だったりして。
ニッキは、京菓子の一軍選手なんです。
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