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京都の祇園祭に訪れたら、 一度は買ってしまう、「粽(ちまき)」。そう、鉾や山が売っている、 グルグル笹でまいたアレ。 あれね、私、中は、食べれると思って買ってしまったのです。最初。 お守りとして、一年飾っておくものなんですね。あの、上手に縛った紐を解いてしまったよ。もったいない。
粽とは、本来食べられる。そして、外が笹で包んであります。 何故、笹でつつんであるのでしょうか。いい香りがするからなんですね。 そして、殺菌作用があるんだそうです。昔から、餅や米を笹に包んで保存食として 持ち歩いたのがチマキのはじまりとの事です。
京都の和菓子に用いられる笹の産地は、左京区の花背(はなせ)といわれる地域です。 形は他のものに比べると小さめで、毛が少ないので、餅等を包むのに適しているのです。 夏に刈り取られ、天日で干して保存されます。
京都の笹を使った和菓子として、有名なのは、 川端道喜(かわばたどうき) の「道喜粽(どうきちまき)」、 があります。吉野葛と上白糖を練り、笹の葉に包み、長時間湯がきます。普通なら 蒸すところを湯がくところが、ミソ。余分な糖分がぬけて、あっさりとしたシンプルな 味わいになるのだとか。この店の初代店主は、あの、千利休や古田織部とも親交が深かったといいますので、 京都の和菓子の歴史には驚きます。
また、京都御所近辺の麩嘉(ふうか)の「麩嘉まんじゅう」は、 生麩を笹で包んだもの。 生麩は、餅ほど粘りがないので、ツルンと喉に通ります。 おまけに、この生麩は、なんと青海苔!この「麩嘉まんじゅう」、 最初に笹の青い香りを嗅いだあと、青海苔の磯の清清しい香りを楽しみながら、食する事ができるという なんとも典雅なお菓子なのです。
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