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あれ?あんまり甘くない?ちょっとホロ苦いかも?そして、じわ〜と、 旨みの詰まった甘さが口の中にじわじわと広がって解けていく…。独特の懐かしい香り。 なんだか、泣きたくなるような染渡る甘さ。 そう、それが和菓子に使われる、「和三盆」といわれる砂糖の味。
砂糖の中で、今日、最高級品といわれるこの和三盆。上質な落雁になくてはならないこの砂糖です。
砂糖の伝来は安土桃山時代になります。その頃、舶来の白い砂糖を「三盆白(さんぼんしろ)」 国産の砂糖を「和三盆(わさんぼん)」と呼ぶようになったといわれています。
和三盆の産地をして知られるのは徳島県です。19世紀に、 あばれんぼう将軍として知られる八代将軍吉宗が、高松藩主、松平頼高(よりたか)と 平賀源内に命じてサトウキビよりを使った砂糖づくりを研究させ、今日の製法が確立しました。
灰汁(アク)をとり、何度も何度も研ぎを繰り返して、 やがては、美しいなんとも形容しがたい薄く優しい色がついた、さらさらとした 三盆糖が出来上がります。
京都の和菓子で、和三盆は、落雁だけでなく、さまざまなお菓子に使われています。あられ、蕨もち、焼き菓子など。上品な、甘さが優しい、なんともいえない風味をお菓子に加味します。
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