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あけましておめでとうございます。
2007年の初詣は、今宮神社に参拝してきました。(参拝のもようは余談「今宮神社の正月」でどうぞ)かねてから食べたかった今宮神社の門前菓子「あぶり餅」を食べてきました!
今宮神社の参道には2軒の茶屋が向かい合っていて、あぶり餅を焼いていました。そのうち1軒の、創業長保2年(1000年)というお店に入りました。なんと、京都で一番古い茶屋(喫茶店)なんですって!
このお店の初代が、香隆寺という寺の名物「おかちん(あぶり餅)」をこの今宮神社に供えたのが、この門前菓子のはじまりといわれています。
参道で炭火を使い餅を焼いているのが、実に風情があります。店内は、今も水が湧き出る井戸があるとのこと。とても古い建物なのに、床の間には花がいけられ、古美術がさりげなく飾られ、窓はピカピカに磨いてあります。中庭は美しく、畳の部屋には、暖かいストーブが。いつまでもここにいたい、と思わせる、静かな風情。素晴らしいお店です。
メニューはいたってシンプル。あぶり餅一皿500円のみ。持ち帰りもあります。しかし、それぞれのテーブルに緑茶がたっぷり入っている急須を置いてくれ、存分にお餅とお茶を味わえます。

連れ合い
「ええ、15本もあるわけ!俺食べれないよこんなに」
ワタクシ
「ほほほ。言ったわね。その言葉忘れるな。私にわけてよ。」
連れ合い
「この白いタレは何なの」
ワタクシ
「白味噌なんだと」
連れ合い
「げえ、俺京都の白味噌雑煮苦手なんだよね。これ、ようするに、椀に入ってない雑煮じゃん」
ワタクシ
「言いたい放題じゃねえ…まあ、食べてみようよ」
連れ合い
「…(おそるおそる)パク…え…イケるかな…意外に…」
連れ合い
「香ばしくてなんて美味しいの〜。白味噌タレも甘すぎず、すごく風味があるよ〜」
連れ合い
「…この焦げたのがなんともウマイなあ…」
このあぶり餅、炭火であぶった一口大のお餅に、白味噌のたれがかかっているというシンプルなものです。餅に白味噌だけでは、もたれそうな印象ですが、意外にすごく、香ばしくて、一口大のお餅が食べやすくて、どんどん食べてしまいます。
香ばしさの秘密はキナコ。炭火であぶる前に餅に黄な粉をまぶしているのが、香ばしさを生み出しているそうです。この香ばしさと、お餅のおこげと、甘みを抑えた白味噌が混じって、なんとも滋味のある優しくて嬉しい味わいになってます。
たっぷりあるお茶が美味しく、時代劇のような茶屋は、風情があり、お餅は美味しい。これで、お餅15本一皿500円は安すぎる、と思いました。
ワタクシ
「このさ〜餅に使われている竹串が、なんでも、神事で使われてた斎竹(いみだけ)っつ〜のを利用しているんだって。まさに厄除け、悪疫除けの霊験あらたか、て感じで嬉しいよね」
連れ合い
「はむはむ」
ワタクシ
「斎竹(いみだけ)ってのは、斎場の四方に立てる神聖なもので〜」
連れ合い
「はむはむ」
ワタクシ
「あの、せっかくウンチク述べてるんだから、ちゃんと聞いてよ!…あ!食べれないから残すって言ったじゃん!なんで全部食べてんのさッ」
連れ合い
「そんなこといったけ?」
かなり美味しいので、京都観光のおりにはぜひ、今宮神社へどうぞ。街の散策も風情があって楽しいですよ。
参拝にいけなくても、お正月のお餅の残りと白味噌で我が家風のあぶり餅を作ってみるのもおすすめです。白味噌のかわりに各地の味噌を上手に使うのもいいですね。あぶる前にキナコをまぶすのがポイント。家族でワイワイ家で焼きながら食べるのも美味しそうです。
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