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京都の飲食店等のお店に入ると必ず目にする「火迺要慎」というお札。これ、(ひのようじん)と読むのだそうです。京都の家庭では必ず貼られています。
このお札は、京都右京区の愛宕神社でもらえるものです。 京都のサスペンスドラマなどでは、わざとらしく、さりげなく、貼られている光景が映されるので、見覚えのある方も多いのではないでしょうか。
愛宕神社は、火の神様が祀られています。
よく、職場の友人が
「愛宕さんの千日詣、いってきて、夜通し歩いて疲れたわ〜」
と言っていました。
この千日詣とは、夏に行われる 行事で、7月31日夜から8月1日朝にかけて愛宕さんに参拝すると千日分の火の用心のご利益があるというもの。
なんでも、2時間くらいかけて昇るんだそうです。標高924mの愛宕山。往復4時間…。もちろん、参拝とかするので、ほぼ一晩中ですね。はあ〜京都人ってすごいですね…。火の用心のために、徹夜で、山登りとは。
毎年数万人にものぼる、この千日詣。この参拝客を元気付けようとはじまった門前菓子に「志んこ」があります。この「志んこ」を出す愛宕神社近くの茶屋は創業400年にもなるといいます。この愛宕山参拝がいかに古くから京都の人々に根付いているかがうかがえます。
白、抹茶、ニッキの三種類のしんこですが、キナコと黒砂糖をまぶして食べるもの。米の粉を山の清水で練って作られます。形はひねった棒のようになっています。おくどさん(かまど)の薪で蒸しあげてあり、食べると腹持ちのいい、甘さで、力が湧いてくるようなお菓子です。
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