「京都の和菓子☆ドットコム」に お越しいただきありがとうございます。 こちらは乙女ゴコロにキュンとくる京菓子案内のサイトです。京都の和菓子の歴史と魅力の記事が満載。和菓子用語集もあります。有名店のお菓子を30代女性管理人が試食し、リアル&シビアにレビューレポート。ネットショップの和菓子・スイーツのお取り寄せ情報も御紹介しています。


京都ブランド認定商品
金谷正廣菓舗(かなやまさひろかほ)の
「真盛豆(しんせいまめ)」です。
なかなか、オシャレなパッケージ。
歴史は、古く、室町時代にさかのぼります。
僧侶、真盛上人が伝授したものだとか。後、秀吉が北野の茶会で絶賛したとの逸話があります。(またもや、秀吉登場です!)今なお、茶人や、通好みの人に好まれている銘菓です。
あけてみたら、びっくりの香り!
あおのりの香り
がするよお〜!
なんじゃあ、こりゃあ!
(;° ロ°)
緑だから、抹茶菓子かと思っていたんです!意外だ〜!
青のりのにほひ…
たこ焼きが食べたくなってきました。
よく見ると、少し歪んだ形なのです。
食べるの、ちょっと、勇気がいります…。
おや、甘い。
最初、青海苔の風味がしたと思いました。
が、食べてみると、そう青のり臭くない。
中は、州浜です。(州浜(すはま)って何?という方はこちらをどうぞ)
真ん中に何かあります。
かりュッ
どうやら、豆のようです。
うまい。\(o⌒∇⌒o)/
フガフガしているかと思ったら、州浜と豆がバランスよい。
香ばしい。
豆と州浜の香ばしさを青のりでバランスよく包んでいるんですね。
豆は何の豆かしら?
包丁で切ってみるとわかりました。
黒豆ですね。
超!あとをひくお菓子ですねえ。
食べてると、最初感じた、青のりへの抵抗感は無くなりました。
甘くないし、後味がすごくいい!
関西人として、青のりは、お好み焼きのような、庶民的なイメージがあります。
しかし、このお菓子は、典雅で、上品。それなのに後をひく。丁寧に作られた手作りの美味しさが口いっぱいに広がります。
こういうなんじゃあ、こりゃあ!(しかし、うまいっ!)
というものをいただくと、洋菓子だ、和菓子だ、と区別をするのが、バカバカしくなります。
よく聞く”普通の”饅頭とか、”普通の”羊羹なんて、言い方も変だと思うのです。大体、普通ってなんなんでしょうね。京都のお菓子を食べると、そんな風に思えてしまう。
だって、こんな変わったお菓子に”普通の”饅頭とか、”普通の”羊羹以上の長い歴史があるのだから…。京都では、安土桃山の、自由闊達な南蛮菓子の影響下で菓子が発展しました。南蛮の影響なら、「洋菓子」でしょう。なんて発想は、実は、近代の思考なのです。
今見ても特異に思えるこういうお菓子。それが、京都では、今なお脈々と続いている。珍しくないのです。清浄歓喜団(せいじょうかんきだん)も然り。昨今の洋風抹茶スイーツなんて、呼び方も、そのうち終わるんではないかと、私は思っています。菓子にしろ、風俗・ジェンダーにしろ境界線が同一であった歴史などないのでは?
京都のお菓子についていえることは、心をこめて、作ってきたか、こないか、という判断基準のみがあるような気がします。自らの判断基準もそうありたいとも思いつつ、今日も食べてしまうのでした…。
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