「京都の和菓子☆ドットコム」に お越しいただきありがとうございます。 こちらは乙女ゴコロにキュンとくる京菓子案内のサイトです。京都の和菓子の歴史と魅力の記事が満載。和菓子用語集もあります。有名店のお菓子を30代女性管理人が試食し、リアル&シビアにレビューレポート。ネットショップの和菓子・スイーツのお取り寄せ情報も御紹介しています。
正確には「御菱葩・おんひしはなびら」「試餅・こころみのもち」といいます。
花びら餅の歴史は古い。元々室町時代からの御節料理でした。宮中雑煮ともいわれます。
川端道喜(かわばたどうき)の歴史文書によると、三宝の上の紅色の菱形の餅を重ね、鏡餅と共に宮中で飾ったというような事が書いてあります。
明治になり、裏千家の家元は、川端道喜(かわばたどうき)に花びら餅の創作を依頼します。様々な試行錯誤ののち、現代のような白味噌と牛蒡の入った桃色の餅が作られました。
現在、花びら餅は、正月に食べる和菓子として全国で作られるようになってきました。しかし、やはり、京都が本場。中でも、この店のものは、本家本元。
元祖は、川端道喜(かわばたどうき)なのです。
とはいえ、これは、現在も茶席の初釜用の由緒あるもの。一般には、手に入りにくいお菓子です。
しかし、毎年、12月の数日のみ、少量ですが予約販売されるのです。
12月27日買いにいってまいりました。
この年末の予約販売は、数奇者に好まれたといいます。(つまり、昔から本番前に試作品を作る慣わしがあった。それを分けてもらった人から評判があがり、このような予約販売がされるようになった)
正月のものと違い、年末茶会に好まれ、名前も「こころみのもち」と呼ばれます。「御菱葩・おんひしはなびら」とは呼びません。(同じものなんですが。)
少量が予約でのみ販売されます。私は2つ購入いたしました。
大量に沢山の人に売られるものではない。今回買えたのは幸運なことでした。この特別な販売期間を今後も大切にしていきたいものです。
他店より若干大きめでしょうか。大きすぎるという意見もあるようです。が、私はそう思いませんでした。
繊細な印象です。
ゴボウが外にはみ出ているのが一般的な花びら餅なんですが。これは餅に包まれています。その姿が、とても新鮮に思えます。(これが元祖なんですが)
まさに、花びら。
なんというきめこまかな、餅。
美しい透ける
朱鷺色(ときいろ)
餅が典雅(てんが)。なんともいえない、伸びと弾力。この老舗の餅や求肥はいつもすごい。牛蒡も今まで食べたことのないような歯ごたえと風味です。
特に驚いたのが、白味噌あん。このトロリ。通常の花びら餅ではとても考えられない餡でしょ?
この白味噌あんの美味しさ。異常です。絶品のあん。
黒文字で食べて、しまった!と思いました。このトロリが皿に落ちてしまった。落ちてしまう!
この味が一滴でも無駄になるのは、惜しい。皿を舐めたい。こんなすごいソースがあるのかと脱帽しました。手で持って、端から、食べたら、よかったのでしょうか?それなら、味噌あんが落ちなかったかも。ああ、もったいない!もったいない!
※連れ合い(40代男性/関東出身)の感想…「すごい餅だ。なんつ〜…。由来は、お雑煮だったの?だからトロリとしてるのかな。白味噌がこうまでトロリとしてると、やはり苦手かも。京都人の白味噌好きにはついていけないなあ。白味噌と牛蒡でなくて、コシあんにしてほしい。こんなうまい餅はじめて食べた。すごい餅だ。すごいなあ。だからこそ、白味噌じゃないのが食べてみたい。こしあんのが…。ああ…。この菓子、白味噌じゃないといけないの?え?小豆餡だったら花びら餅でなくなるって?そうなの…。」との事です。
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