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連日、赤福のニュースが流れています。私は、いまさらなにを( ̄д ̄) と、思っております。しつこく、菓子の材料表記について書いてますが、良心的な店であろうとなかろうと、菓子の材料表記の基準は、今のところあいまいなんです。
そんな状況だから、偽装なんて、赤福にかぎらず、ちまたにあふれてるじゃん、と思ってました。だから、赤福だけを悪物にして、ことさらヒステリックに叩くのもオカシイ気がするんです。
京都だって例外じゃない。「おたべ」事件も記憶に新しいです。京都は、他県より、新鮮さや材料に飛びぬけて頑固な店が多い。でも、たまに「京菓子」と銘打ったジャンクものに、あきらかに変、( ・∇・)/ これ、てのがある。
正直に言うと、おいしければ、餡(あん)のリサイクルだろうが外国産材料や○色5号でもええやん、別に。と思うのです。嘘をつかれるのが嫌なだけ。それだけのことです。
保存料や添加物を神経質に毛嫌いする消費者もいけないんでしょうよ。店側も詳細に表記すると売れないのでは?と思うし。作ったその日が賞味期限が、ほとんどだった昔。今は、状況が違う。ある程度は、日持ちする工夫、ケミカルな加工は必要だと思いますよ。
どうだかなあ、と思うのは、やたら、日持ちがするのに、「寒天・小豆・砂糖」とだけ表記しているお店。数ヶ月ももつのに、材料が、それだけな訳ねえだろうが。と疑っちゃうのよ。
んで、未熟なりの、私の店選びの判断ルール。賞味期限の短い新鮮なものを出しているかどうか。大雑把な基準ですが。意外にハズレがないんです。ネットでもね。
満月さんの羊羹(ようかん)「京納言(きょうなごん)」。
購入した理由は、賞味期限が約二週間だから。練り羊羹なのに。(練り羊羹の賞味期限って、ピンからキリまである。長いのは1年とか半年。長いから、まずいとか、アカンとか申しませんが。)
あの、阿闍梨餅(あじゃりもち)さんのお店のもの。丹波大納言小豆。賞味期限の短さ。美味しそうな雰囲気がプンプンするぞ、と思ったのです。
やはり、アタリ(*^o^*)でした。とてもおいしかったです。
このお店は、1種類の餡(あん)から、1種類の菓子しか作らないという、きまりがあります。
つまり、阿闍梨餅(あじゃりもち)には、阿闍梨餅(あじゃりもち)のための餡。
この羊羹「京納言」には、このためだけの餡、という作り方しかしてない、というのです。
「蜜漬(みつずけ)」
とあります。
封をあけると、確かにこれは、すごい。
たしかに、大納言小豆を蜜(みつ)で漬けた、といった感じそのもの。
生(なま)っぽい、切り口。
賞味期限が短いだけあるなあ、と思います。
大好きな羊羹のはしっこ。
瑞々(みずみず)しい…!
(@⌒ー⌒@)
谷崎潤一郎の「陰影礼賛(いんえいらいさん)」を引用して、
羊羹(ようかん)の美が述べられていました。
それほどまでに、この羊羹(ようかん)の小豆の微妙な深い色。日本人の心を打つのです。
いいアンコがそのまま固まっているなあ、という印象。
最近いただいたものでは、鍵長(かぎちょう)さんや、笹屋昌園(ささやしょうえん)さんのものがこういう生っぽい味でした。
粒の具合がいい。しっとりしてて、ムク、としてて。
ぐ!とくる満足感。
和三盆が入っているせいでしょうか。
雅(みやび)な風味です。
しつこくないスッキリとした旨み。
(*^ー^*)隠れた名品だと思います。
こういうのを食べると、材料や作り方の真偽が分かるというものです。
※連れ合い(40代男性/関東出身)の感想…「ふつ〜」との事です。
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