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京都の夏菓子といえば、この竹入りの水羊羹が有名。しかし、私は、食べたことがなかったのです。
百貨店で、仙太郎(せんたろう)がバラ売りしてました。「竹の水(たけのみず)」
竹に水羊羹を入れるなんて、誰が考えだしたのでしょうね?
と思っていたら、説明書きと、画鋲がついてました。
これで竹の裏に穴を開けるようです。
プチ、と開けてみました。こんなんでいいのかな〜?
今度は、笹で封をしてある部分をはずします。
非常に丁寧に巻いてあります。
おいしそうだな〜
ほじくり出して食べたいなあ。
私、下手みたいで、10回も叩いてしまいました。
本当に出てくるのかなあ、と疑いだしたころ…
と美しい口紅のような、
水羊羹が登場しました。
ああ、ビックリした!
水羊羹には違いないのですが。
普通、水羊羹って、カップに入ってたり、棹物(さおもの)だったりするじゃないですか。
けれど、これは、長細くて丸い。
つる〜んとして、弾力がある。竹を動かすと、羊羹もブルンブルン動く。
遠くの星からきた生き物みたいに見えます。
食べてみました。竹に入っていたこの羊羹。竹の香りがふんわりして…
すごくすごく、瑞々しい、味と風味がしますよ!
仙太郎の材料は、非常に質がいいので有名。この味も、小豆の優しさがジワ〜ンを染み入る。羊羹もとろりと舌で溶ける。
とはいえ、ちょっと甘めの味かな。私には。
楊枝を使ってもいいし、口からチュルチュルと食べても。うん。やはり、口で吸い出す方が美味しいです。(←後日、こういう風に食べたと言ったら、職場の京都人にエライことしかられた。それは、違うと。しかし、どうなんかね。竹の香りがするんだから、こうやって食べた方が風味がいいと思いましたが。圧倒的にこっちのがうまいと思うの。)
こんな清々しい青竹の香り一杯の京菓子。御中元で、人気があるのがわかる気がします。新鮮。何より、開けてみる過程が面白いし、瑞々しい味が愉悦(ゆえつ)。
※連れ合い(40代男性/関東出身)の感想…「俺、水羊羹は苦手だけど、これ、うまいよ」との事です。

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