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2月といえば、バレンタイン。ではなくて…。この時期の和菓子に「椿餅(つばきもち)」というものがあります。平安時代からあったというもの。


虎屋(とらや)で購入。1個420円もしました。さすがの虎屋(とらや)。黒地に金のトラの絵に威圧的なほどの高級感がただよいます。
とはいえ、虎屋の上生菓子。食べるたびに、味蕾(みらい)が開くような美味しさ。
あけるとすごいニッキの香りがします。肉桂を使ってある道明寺(どうみょうじ)なんです。
古代の椿餅、とらや風のアレンジがなされているようですね。
一部画像は、 フォトライブラリーさまより
日本で最古の餅菓子といわれてます。かの源氏物語にも登場する。
当時は砂糖などない。甘葛(あまずら)で、淡い甘みがつけてあるだけの餅。それを椿の葉ではさんであるだけ。素朴なもの。
不思議なのが、椿の葉。
つるつるする方が餅にあたるように作ってあります。
反対の方が見栄えがいいのでは?
と思ってしまうのですが…。
しかし、椿餅とは、葉を使うだけで、椿の風味とか香りとかを味わう菓子ではないのです。
食べる時、道明寺がくっつかないなど、食べやすさを考えたら、こちらの方がいい。餅にツルツルの方が面していた方がいいのです。
そういうところに、心くばりを感じます。虎屋が虎屋である由縁(ゆえん)なんでしょうね。
中はこしあん。まわりは、細かく砕いた道明寺。
ツブツブですが、桜餅ほどのフワリ感はないです。細かい粒だからでしょうか。
それが、爽やかな印象。濃いニッキの味と合います。大粒の道明寺だったら、ニッキ味がしつこくなるかもしれない。
繊細なモッキュ、むっきゅ、という食感は、京菓子らしさがあふれます。

少々、甘い気もしますが、
抹茶にすごく合うのです。
この濃いニッキ。京都らしさがあります。すでに東京資本の虎屋です。が、こうまで、ニッキの風味が強いと、雅(みやび)な京らしい甘さが染み渡るようです。
※連れ合い(40代男性/関東出身)の感想…「わあ!虎屋だ!虎屋だ!大好き!…。…。ああ、うまいけど。八ツ橋じゃん。これ。」との事です。
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