「京都の和菓子☆ドットコム」に お越しいただきありがとうございます。 こちらは乙女ゴコロにキュンとくる京菓子案内のサイトです。京都の和菓子の歴史と魅力の記事が満載。和菓子用語集もあります。有名店のお菓子を30代女性管理人が試食し、リアル&シビアにレビューレポート。ネットショップの和菓子・スイーツのお取り寄せ情報も御紹介しています。
秋に、栗の入った薯蕷(じょうよ)饅頭は、よくみかけます。しかし、これは棹物(さおもの)。めずらしかったので買ってみました。
壬生(みぶ)にある鶴屋鶴寿庵(つるやかくじゅあん)という老舗。壬生といえば、新撰組。このお店は、屯所だった八木家なんですって。びっくりです。新撰組の遺蹟の見学もできるんです。新撰組を意識しているのでしょうか?美しい浅葱色(あさぎいろ)の帯がかけられています。
賞味期限は、10日。棹物としては、短いほうです。私が「短いんですね」と言うと、百貨店のおばちゃん、「そうなんですよ〜」と悲しそうに言う。いえいえ、短いものを食べたいので、嬉しいのよ…。そんなに百貨店って賞味期限が短いものは売れないのでしょうか?「新鮮なので美味しいです。早く食べてください」という店員さんには、百貨店ではあまりお目にかかれない。残念ながら。
一方で、仙太郎さんみたいに、全国展開のくせして、新鮮さ大爆発のコンセプト店もあるのに。やっぱ偽装とか問題になるの、百貨店や土産物屋の販売体制にも一因があるんでは?在庫をかかえたりする点とかで。
全体が薯蕷(じょうよ)生地で、栗。こういうのは、なかなかお目にかかれません。
ふかふかで、しっとりしてます。
薯蕷(じょうよ)に大和芋の香りはあまりしません。やはり、その点では、かなわないのかな?その日できたての上生菓子の薯蕷(じょうよ)饅頭には。
確かに。波のように見えます。
生地は、饅頭より、”かるかん”に近いんじゃないでしょうか?
ムチ!としてます。
全体にチト、甘めかなあ。栗つぶというより、栗あんに近いホコホコさ。
コシ餡の入った栗上用饅頭とは全く違う印象です。栗も薯蕷(じょうよ)も、たよりない素材なんだなあ。これを食べて実感しました。アンコがあると、締まった感じになるんでしょう。これはアンコがない。たよりないもの同士が一体になったお菓子。
淡白なフワ、コチ、ムチ、しっとり、とした味。しかし、その頼りない感じのやんわりさがとてもいい!と思います。不思議な優しさ。
栗羊羹のような、あるいは、懐かしい芋の蒸しパンの豪華版のような。
栗上用饅頭と全く違うと思っていいのでは?独立した味のお菓子でしょう。
優しいシットリ感。心がふわん、としてきます。
はんなり。
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