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学生時代、風流な友人が、ススキをとってきてくれて、団子を手作りして、月見に招待したくれたことがあります。
15年前でも、いまどき風雅な人だなあ、思った思い出があるので、既にお月見、という行事は、一般家庭でも、なかなか、やらなくなっているのではないでしょうか。

月見(つきみ)とは、陰暦8月15日、いわゆる、仲秋の名月(ちゅうしゅうのめいげつ)と、陰暦9月13日(十三夜)に月を見て楽しむことをいいます。団子を三方に載せて、縁側に出し、ススキや、栗などの秋の収穫物を供えて名月を楽しみます。
新月から数えて15日目の夜を15夜といいます。8月の仲秋の名月(ちゅうしゅうのめいげつ)は、中国でも中秋節(ちゅうしゅうせつ)と呼んで、西瓜などの丸い果物を供える習慣があります。
十五日は「芋名月」、十三夜は「豆名月」ともいわれるそうですよ。なんでもかたっぽだけを祝ったら、「片月身(かたつきみ)」と呼ばれ、縁起が悪いのだとか。
この月見団子は、関東では、餡をつけない丸い形ですが、関西では、里芋の形にして、アンコでくるむのが専らです。
15夜に里芋を供える風習から、里芋の形にしているとのこと。また、アンコで包むのは、一説には、アンコ=小豆を使うことで、邪気を払う、という意味もあるそうな。
京都では、漉し餡を載せて、上品な風情のものが多いです。この形は、月にかかる、雲を表しているとのことです。なんとも、風情ですね。
お店により、団子に華やかな色をつけたりします。また、あえて、関東風の団子を作り、あえて、シンプルな味を楽しませよう、という趣向の店もあるようです。
月のうさぎの模様を形どり、ウサギの焼印を押したお団子なども。
いずれにせよ、京都の月見団子は、繊細で、歌の一句でも浮かびそうな繊細で可愛らしい作りのものが多く見られます。
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