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京都の美味しい干し柿

宇治田原の古老柿(ころがき)

古老柿
イメージです

京都の師走に

正月の縁起物として、師走になると、京都のあちらこちらで売られるようになる「古老柿」です。 ”ころがき”と呼びますが、京都の人は「ころ」と可愛く呼びます。(アクセントは”ろ”にあるのだとか) 京都では、この古老柿を、 お正月の鏡餅に、橙、昆布等と一緒に飾ります。

古老柿とは?

京都、宇治の田原町で作られている、この干し柿、 この古老柿のはじまりについては、いくつか伝説があります。

最も、わかりやすいのは、柿をむしろの上でコロコロ転がすように干すので、コロガキという名前になったという説です。 一般的に、干し柿は、文字通り吊るして干すのですが、この古老柿は、並べて転がしながら干すのです。

他の説としては、京菓子の材料 柿でも述べましたが、 ある飢饉の年、観音様が少女の姿になり、渋柿を美味しくする方法を 教えてくれたという説。

また、干し柿の、白さをお年寄りに見立てて、長寿の縁起をかついだとされた説など、色々な古老柿伝説があります。

京都の寒い風が柿を甘くする

古老柿に使われる柿は、「鶴の子柿」という小さくて尖った渋柿です。 11月中頃から柿屋(かきや)において、乾燥させるのです。 柿屋は、丸太と竹を組んで作ってあり、いかにも風通しのよさそうな、干場です。 2〜3週間ほど、京都の寒い空気にさらし、それから、1週間、ムシロの 上で、揉みこみます。表面に白い粉がふき、真っ白になれば美味しい古老柿の完成です!

無添加の素朴な味

現在でも、 昔と変わらず、添加物や、機械を使わない方法で、作られているので、 収穫量は多くありません。お茶栽培と共にこの古老柿を栽培するお店などもあります。 最近は、ネットでも求めやすくなっているようです。また、古老柿を素材にした和菓子もあるようです。

酢の物や和え物にも入れる古老柿

エグみが全くない、とても濃い味わいです。素朴な上品な柿本来の甘みに、 これがないと年が越せないと考える京都人は多いようです。 そのまま食しても美味しいですが、きざんで、和え物にしたり、オカズに入れる事もあるとか。


こんなお菓子を食べてみた!

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2006年11月10日記 | 補足・修整2007年10月14日


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