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琥珀菓子は、その名の通り、琥珀に似ている、という事からつけられました。琥珀とは、地中で、樹脂が化石化した黄色の美しい色が見事な透明感のある宝石です。
別名、「錦玉(きんぎょく)」ともいいます。
寒天と砂糖を原料にしています。葛(くず)や、卵白、道明寺粉(どうみょうじこ)を加えて変化を加えることがありあます。琥珀の黄色は、くちなしの実で出します。
しかし、現在では、黄色のものだけを琥珀菓子というのではなく、寒天を使った透明感のあるお菓子を、全般的に琥珀菓子(こはくかし)・琥珀糖(こはくとう)と呼びます。また、色をつけていない透明のものは「白琥珀」もしくは「銀玉」と呼ばれます。
「琥珀羹(こはくかん)」は、この琥珀菓子を箱に流し入れ、冷やした棹ものを指します。
また、「琥珀糖(こはくとう)」は、寒天と砂糖を煮詰めて、固めたものです。シャリシャリとした食感と、宝石のように美しい姿です。
琥珀の美しい透明感は、涼しげな意匠を生みだします。葛のフルフルとした感触とは違う、寒天特有の硬質な風情があります。
有名なものに、寺町の老舗には、その名も「琥珀(こはく)」、という深い琥珀の宝石のようなお菓子があります。
また、祇園祭の菊水鉾(きくすいぼこ)のゆかりのお菓子「したたり」。黒砂糖で作ってある、露のしたたりをイメージした、美しいものです。
ネットでは、京菓子工房 都の琥珀糖(こはくとう)が、上品な甘さと姿で人気です。
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