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京都の美味しい 餅 こし餡 のお菓子

鎌餅(かまもち)

鎌餅
イメージです

鞍馬口は鞍馬寺にあらず…

京都の下賀茂の鞍馬口近辺で遊んでいたとき、よく観光客の人に、聞かれるのが、

「ええ!ここは、鞍馬寺ではないのですか?」

という事。はい、そうなんです。義経の修行した、鞍馬と、この鞍馬街道の出入り口である鞍馬口は違うのです。スイマセン…。わかりにくくて。でも、間違えますよね。紛らわしい名前です。

この鞍馬街道が生んだお菓子があります。「鎌餅(かまもち)」。もともとは、「麦手餅(むぎてもち)」という名前でした。(前述の麦代餅(むぎてもち)とは違います。またまた、紛らわしいですね。)

麦とお餅の交換

江戸時代末期には、この「麦手餅(むぎてもち)」を出す茶店が評判になりました。ボリュームがあるため、農家でも、旅人にもたいそう喜ばれたのだそうです。

上賀茂や、松ヶ崎には、今でも豊かな農地がありますが、これらの土地に暮らす人々は、麦と餅を物々交換しました。「麦手餅(むぎてもち)」は、餡が入っていて、鎌に似た形をしており、福をかま入れするという縁起をかつぐようになり、「鎌餅(かまもち)」と呼ばれるようになったのです。

しかし、事情があり、この鎌餅はこの鞍馬口から姿を消しました。

大工さんが復活させた鎌餅

しかし、明治は30年頃、鞍馬口の宮大工の職人さんが、菓子職人に転進し、大正の御大典を契機に、この鎌餅を復活させて、現在にいたっています。

ひとつづつ、丁寧にへぎに包まれている鎌餅は、口に入れるとトロ〜としています。中には漉し餡が入っていて、それが、外から透けて見えるのが、とても美しいお餅です。


こんなお菓子を食べてみた!

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2006年12月21日/補足・修整 2007年8月14日


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