「京都の和菓子☆ドットコム」に お越しいただきありがとうございます。 こちらは乙女ゴコロにキュンとくる京菓子案内のサイトです。京都の和菓子の歴史と魅力の記事が満載。和菓子用語集もあります。有名店のお菓子を40代女性管理人が試食し、リアル&シビアにレビューレポート。ネットショップの和菓子・スイーツのお取り寄せ情報も御紹介しています。
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◆阿闍梨餅(あじゃりもち)・末富(すえとみ) |
和菓子でいう、時雨(しぐれ)は、そんな風景から生み出されたものです。
餡(あん)に、新粉をいれ、そぼろにする。それを蒸したものを時雨(しぐれ)といいます。
これが、長細い、棹物(さおもの)になると、時雨羹(しぐれかん)とも呼ばれます。村雨(むらさめ)と同義語です。
これは、「黄身餡(きみあん)=玉子餡」を使った時雨(しぐれ)のこと。これで、アンコを包み、丸く饅頭の形にして、蒸します。そうすると、表面にヒビが入ります。
それは、雨のあとの光さしこむ雲、雷を想像させるもの。
亀裂から、色の違う餡が見え隠れします。情緒のある美しいものです。
元々は、桃山時代に朝鮮から渡来したといいます。が、この名前では呼ばれていませんでした。
菓子のヒビを、雨の降る一瞬の風景に見立てるとは。昔の日本人の感性は、なんと繊細なのでしょうか。
美しい亀裂を作るには、技術がいります。材料の配合や熱のいれ加減により、違ってくるからです。職人の技が生きる和菓子のひとつです。
しぐれといっても、棹菓子やヒビ模様だけでなく、色々なものがあります。
雨が降るように、栗が降る、という意味をこめて、栗まんじゅうを「しぐれ」と呼んでいるお店もあります。
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