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京都の美味しい 赤福・吉兆の偽装 和菓子協会 のお菓子

余談 食品・菓子の材料偽装について

和菓子協会の注意がでたらしい

昨日(2007年11月5日)のニュース。赤福の材料偽装などを重要視し、全国和菓子協会が、全国の和菓子店に、注意を呼びかけた、とかナントカ。

あの「吉兆(きっちょう)」も出てきたもんね。船場ときいて、なるほどね、と思いましたが。暖簾わけの店。大阪ではありがちやね。とはいえ、京都吉兆にだって疑いの目を向けないわけではない。「ひょっとして…」なんて、心の端では思ってしまいます。ごめんなさい。

これからアレコレどんどん出てくるでしょうね。

店じゃない、消費者が変わってきた

テレビの街頭インタビューで

「もう、今の世の中、何を信じていいのか、どうしましょう?」なんて、悲劇的に感想を述べていた方がいましたが。

それって、今までの食品や菓子の表示が、大丈夫だったみたいな言い方じゃないですか。昨今急に偽装をするような、社会になってきたように、マスコミは報道してる。

そうじゃなくて、最近、とみに消費者の目が厳しくなってきた(こうるさくなってきた)、というだけのことなんじゃないでしょうか。

日本経済新聞の記事で

戦後からこっち、食べていけたらいい、儲けられたらいい、という風潮で、日本人、みんな突っ走ってきた。甘いオヤツを吐くほど食べられる社会なんて、ここ数十年のことでしょう。親の世代なんて、甘いものを、そうそう、買えなかった。コンビニもないしね。

「もったいない」とか「添加物のない自然なものが美味しい」「ロハスがおしゃれ」なんて価値基準は、ここ、ほんの数年のことです。10年前は、豪奢なものを食べ散らかすのがスタンダードだったじゃないですか。戦後の大量消費社会が終わりを迎えつつあるんです。

アンコのリサイクルなんて、そう目くじらたてるものではなかったらしい。先月の日経記事によると、

かつては、軍隊しか、米を食べれなかった。彼らの残飯を菓子業者がリサイクルして、安い饅頭を作っていた。

それって、ある意味ロハスじゃないですか。アンコ、もったいないじゃんね。

ちゃんと「この赤福、安いですよ。アンコはリサイクルですけど」とちゃんと説明していたら、みんな喜んで買うだろう.。

といった内容。その通りです。

消費者も店もどっちもどっち?

「世の中どうなってしまったの?」テレビで悲劇的に感想を述べた奥様。しかし、子供に食べさせるものを日々、吟味しているかといえば、そうではないでしょう。自宅で食べる野菜を100%無農薬有機栽培にしているわけではないでしょう。子供に添加物のないオヤツを一度も食べさせたことのない主婦は少数派だと思うのですが。

リサイクル餡の赤福、毎日食べてたら、お腹こわすかもしれない。しかし、たまに食べる程度じゃないですか。

正直、赤福が客をだましていたというショックよりも、ああ、伊勢神宮に行っても赤福買えないのかあ、寂しいなあ、と思うワタクシ。あなたはどうですか?

今まで大して疑問を持たれなかった食品の表記。そのスケープゴートに和菓子業界が今、なってる、というだけではないの?洋菓子や、大手企業の表記もそう大丈夫だとはとても思えないですが。

まあ、嘘はつかれたくないわな

流通等を考えたら、100%自然で安心なものが巷にそうそう、安価にあるわけない、不可能だとはわかるはずです。百貨店やコンビニ、キオスクの商品に嘘をつかれたと怒る消費者も問題だと思うんです。だって、在庫をかかえていないといけないじゃないですか、彼らは。売れ残ったものをさばいたり、日持ちさせたりしなきゃ、採算がとれないシステムなんです。

安くしろ、材料も偽装するな、24時間買えるようにしろ、品切れおこすな、国産の材料だけ使え、なんてのは、なかなか大変だとは思うのです。そんなこと言ってたら、生産者の時給は、100円くらいになっちゃいますよ。買うほうも、文句ばかり言うなら、どれか妥協しないと。

食の安全を検討するようになったのは、いい傾向。世の中を変える契機になるからです。でも、納豆でやせるとテレビで言ったのに痩せなかったと消費者が無駄に吼えていては、偽装は増えるだけなのでは、とも思います。だから、偽装していいんだ、なんて思いませんよ。それなりに腹たちますよ。嘘つかれたら。

添加物のないもの、新鮮なもの、材料の国産のもの、は美味しい、とびきり、美味しいんだ、という真実がある。そこに嘘をつかれたら、怒るのは当然。老舗なら嘘つかへんやろ、とこちらは買いがちなので、怒り倍増。「おたべ」より「赤福」に人々の目がいくのは、そういうとこもあると思うんです。八つ橋は、元々、なんでもありなキッチュな傾向がある土産市場。けど、赤福は、生菓子そのもの。大老舗じゃないですか。

京都の和菓子屋が頑固一徹なわけ

100%本当に心から安心だと言えるものを食べるには、自宅で全て作るか、その日売り切れゴメンの近所の信頼のもてる店から購入するしかないです。

だから、といってはなんですが、京都の誠実なお店が何故、頑固(イケズとも言う)なのか分かる気がします。京都の本物の老舗といわれる店と、その常連客の頑固さは相当なものです。すさまじいと言っていい。時代をまるで無視してますから(笑)

● 商売を広げすぎるよりも、菓子の新鮮さ質と接客を重視したい、お店

● 近所の和菓子屋さんを先祖代々から贔屓(ひいき)にしている京都人の客

私は、「よそさん」なので、この二者のタックルには、入れない。寂しさを、よく感じます。運よく、おこぼれのように口に運ぶことができると、感動します。材料表記を云々言う以前の信頼性が味に出ているからです。

ネット菓子はどうか

このサイトは、ネット販売について、アレコレ述べています。ネット通販がそう悪くない、と思うのは、在庫をそうかかえこまなくてもいいシステムがあるからです。受注分だけ作る、ということが可能だから。(反面、情報を偽ろうと思えばいくらでも偽れるという欠点もありますが。)

ネット通販は、以後、二極化されていくと思うんです。

● ニッチで新鮮なものを(少し高い時もあるけど、)心を込めて送付してくれる所

● 素性のわからないものを、ネットだからといって、材料表記もろくにせず、安売りするところ

本当に、体にいいもの、美味しいものを楽しみたい、と思うなら、こちらも見る目を養いながら、買い物するしかありません。私は味覚も社会へのアンテナも、そう感度がいいほうではない。けど、京都のいいお菓子、誠実な和菓子にはいつも勇気づけられている。こちらも誠実でありたいなあ、とも思います。

ネットは、正直な感想とか言いやすいじゃないですか。(提灯記事は別ですが)掲示板もあるし。率直に感想を述べながら、いい店を大事にしていけばいい。そうしたら、安心して、買い物が楽しめる社会になるような気がします。

食べるものが安心か、という価値基準がスタンダードになりつつある。今、考えだした。これから、店も消費者も変わっていくときです。希望があります。


2007年11月6日記


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